希少部位×独自製法が生んだ至高の角切りローストビーフ

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取材協力:伊藤ハムフードソリューション株式会社 – 鈴木様

取材対象:ジャパン・フード・セレクション受賞「 希少部位トモサンカクの贅沢柔らかローストビーフ ぺイヴ※仕立て

目次

伊藤ハムフードソリューション株式会社

【 コンセプト 】
良質なお肉と新鮮野菜の組み合わせを中心にしたバラエティに富んだメニュー提案型店舗。I.T.O のメインコンテンツであるローストビーフメニューだけでなく、良質な豚肉、鶏肉、羊肉やハム・ソーセージ・チーズと新鮮野菜を組み合わせ、おいしくヘルシーなメニューを豊かなバリエーションで提案し、あらゆる食シーンでお楽しみいただくことを目指しています。

トモサンカクを選んだ理由

編集長

「 希少部位トモサンカクの贅沢柔らかローストビーフ ぺイヴ仕立て 」で、なぜトモサンカクという部位を選ばれたのでしょうか?

鈴木様

トモサンカクを選んだ理由は、単なる希少性だけではありません。確かに希少部位は商品価値が高くなりますが、私たちが最も重視したのは、理想的なローストビーフを作るための肉質と形状でした。

ローストビーフの味わいを決めるのは、ハーブやスパイスなどのシーズニングによる旨味の浸透と、直火によるローストで生まれる表面の香ばしさのバランスです。

トモサンカクは、その大きさと形状が、シーズニングの染み込み具合と理想的な火入れを実現するのに最適だったのです。

トモサンカクは、一頭からわずか3キロしか取れない、非常に貴重な部位です!

ユニークな角切りスタイル

編集長

通常のスライスではなく、角切りというユニークなスタイルを選ばれた理由を教えてください。

鈴木様

角切りスタイルを選んだ背景には、トモサンカクならではの特徴があります。一般的な赤身肉の場合、角切りにすると歯ごたえが強くなりすぎる傾向がありますが、トモサンカクは非常に柔らかい部位のため、角切りにしても食べやすさを損なうことがありません。

さらに、角切りならではの魅力として、噛むたびに肉汁が溢れ出すジューシーさを楽しんでいただけます。また、他店にはない提供スタイルという独自性も意識しました。店舗では、より食べやすくするため、硬い部分を丁寧に取り除いて提供しています。

実際には、お客様の多様なニーズに応えるため、角切りとスライスの2種類のスタイルで販売しています。

例えば、高齢者のお客様など、大きな口を開けて食べることに抵抗がある方もいらっしゃいますので、それぞれの食べやすさに合わせて選んでいただけるようにしています。

商品名の由来

編集長

「希少部位トモサンカクの贅沢柔らかローストビーフ ぺイヴ仕立て」という商品名に込めた思いを教えてください。

鈴木様

この商品は販売開始から15年近い歴史があります。当初は「ご馳走ローストビーフ」というような名称で販売していましたが、角切りという特徴的なスタイルをより印象的に表現したいと考えました。

そこで着目したのが、フランス語で「石畳風」を意味する”パヴェ”という言葉です。この言葉からインスピレーションを得て、英語表記の「ぺイヴ仕立て」という名称を採用しました。

苦労したこと・印象に残っていること

編集長

商品開発において、苦労したこと・印象に残っていることを教えてください。

鈴木様

最も大きな課題は、食の安全性確保と原材料調達の両立でした。近年、食品アレルギーへの対応や食品安全規制が厳格化する中、当社では安全性を最優先に考え、全ての使用材料について規格書や製造工程の完全なトレーサビリティを確保しています。

そのため、原材料の調達には相当な時間と労力を要しました。限られた材料の中で、これまでにない商品を生み出すというのは、大きなチャレンジでしたが、それこそが私たちのこだわりでもあります。

最も心に残っているのは、お客様との出会いです。角切りという斬新なスタイルのローストビーフを見て驚かれ、そして美味しさに感動して「また買いに来ました」とリピートしてくださるお客様の声は、何よりの励みになっています。開発者として、これほど嬉しいことはありません。

真空調理製法

編集長

鈴木様は、入社当初から現在まで商品開発のスキルをどのように磨いてこられたのでしょうか?

鈴木様

私の成長を支えてくれたのは、上司のサポートと、日々の地道な学びでした。食材や製法の知識は、1、2年では到底習得しきれないものでしたが、一つ一つ丁寧に把握していくことで、徐々に自分なりの商品開発やアレンジができるようになっていきました。

編集長

御社の「真空調理製法」について、その特徴や確立までの過程を教えてください。

鈴木様

私たちは、伊藤ハムといった業界の先駆的な取り組みも研究しながら、理想的な真空調理製法を追求してきました。肉の調理において最も重要なのは、温度管理です。急激な温度変化は肉を硬くしてしまいますが、真空状態で徐々に温度を上げていくことで、肉の柔らかさを最大限に保つことができます。この特性を活かした真空調理製法は、ローストビーフ作りにおいて最適な方法だと確信しています。

ジャパン・フード・セレクション受賞

編集長

この度のジャパン・フード・セレクション受賞について、ご感想をお聞かせください。

鈴木様

長年販売してきた商品が、このような形で評価していただけたことを大変嬉しく思います。商品開発から15年近く、常に品質向上に努めてきた私たちの取り組みを認めていただいたと感じています。

今後も積極的にこのような評価の機会に参加していきたいと考えています。私たちが開発する商品には、必ずその商品ならではのストーリーがあります。こだわりを持って作り上げた商品は、多くの方々に評価していただける可能性を秘めていると信じています。だからこそ、今後も自信を持って開発した商品を、このような場でアピールしていきたいと思います。

最後に

編集長

最後に、お客様へメッセージをお願いします!

鈴木様

私たちの角切りローストビーフは、他にはない独自の形状で提供しています。お肉の持つジューシーさは、実際に召し上がっていただかないと伝わらない魅力です。多くのお客様に、この特別な食感と味わいを体験していただければ幸いです!

運営会社:株式会社Rim Entertainment
編集者:Jeong Yeongsu
運営メディア:シネマライブラリ

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